休学中の生活4
自分が楽しむために何かをするというのは始めはとても罪悪感がありました。
これだけ人に迷惑をかけておいているのだから自分は楽しんではいけない。苦しまなければならないみたいな気持ちがありました。
これは卒研の時もそうでした。自分は他の人よりも遅れているから遊んだり、飲み会に行ったりしている場合ではないとにかく頑張って追いつかなければ人並みに楽しいことはしてはいけない!(なにを頑張るのかもわからなかったので追いつくわけもないんですが…)
カウンセラーにこの話をすると
『楽しいと思うことがないとこの病気は治らないからやりたいならやればいいと思うよ。それに無理に楽しもうとしなくてもいい不安だと思ったら元気になったらやろうくらいでいいんじゃない?』
とアドバイスをもらったのでとりあえず深く考えないでやってみる事にしました。
バイト代が溜まってくると(予定がなければ自宅に引きこもっていたので結構たまりました笑)新しいゲームや漫画を外に買いに行くようになりました。
休学してストレスのかかる場所から離れ、自分を罰する癖を止めるようして4ヶ月も経つとだいぶ症状も軽くなりました。
それから遠くに住む親戚の家に声をかけてもらったので、1ヶ月くらい自分の家から出てみる事にしました。学校からも実家からも離れているので親戚以外には自分を知っている人はいない環境はとても気楽でした。親戚の仕事を見学したり、車の運転をしたり、旅行に出かけたり薬は飲み続けていましたが、かなり元気になりました。ただ、卒研担当の教授と連絡をとったり、将来のことを考えたりすると調子を崩しこともあったので全快ということでもなかったです。