復学してから

10月に復学しましたが、すぐに研究室には戻りませんでした。

理由としては卒業研究は通年で単位が出るため、また病気の様子を見るための二点です。

次年度卒業することにして卒業研究以外の必要な単位を取得することと、卒業研究の復帰に向けて研究室の教授、学部の教授とカウンセリング室等で面談をすることに2つに注力しました。

休学前は学生寮に入っていましたが、家族に自分の様子を観察してもらうために実家から通うことにしました。みっともない話ですが、自分で自分の行動を管理できなくて、つらくて苦しいといつまでも布団の中でうずくまりサボってしまうためです。実際は復学した後、無理起こしてもらって、学校や研究室の手前まで行っても、怖くなってひきかえして図書館やコーヒー屋さんでさぼってしまうこともありました。それでも自分の部屋から出ないよりはよかったかなと思います。サボっている間も、教授から連絡あったらどうしよう、知っている人に会ってしまうのではないか不安で苦しかったです。

帰りの電車の中や家の近くのカフェにいるときは誰も自分の状況を知る人はいないし、自分を責める人はいないのでゆったりした時間が過ごせました。本読んだり、映画見たり病気している時で一番心が安らいだのはもしかしたらこの時間かもしれません。